Android版MAMEでアナログスティックのデッドゾーンとサチュレーションを調整する
実アナログ軸はゲームのAnalog項目だけに割り当て、MAMEの既定値へ戻してライブ値を確認します。中央のドリフトが止まる最小値までdeadzoneだけを上げ、全ストロークでも端に届かない場合だけsaturationを調整します。アナログスティックでデジタル方向を操作するときだけthresholdまたは自動joystick mapを使い、できるだけゲーム単位で保存します。
6段階で調整・検証
- 01
まずAndroid側でコントローラーを試し、重複入力機器を外して、移植版、MAME版、接続方式、ゲームshort nameを記録します。
- 02
ゲームのInput Settingsで物理軸をAnalogだけに割り当て、同じ軸をAnalog IncやAnalog Decへ同時に設定しません。
- 03
ゲームのアナログ設定とグローバルのjoystick設定を既定値に戻し、中央と両端のライブ値を見ます。
- 04
中央がドリフトする場合だけdeadzoneを小刻みに上げ、止まる最小値にします。端不足の修正には使いません。
- 05
全ストロークで最大に届かない場合はsaturationを慎重に調整し、デジタル変換ではthresholdを試してjoystick mapはまずautoにします。
- 06
ゲーム単位で保存し、完全再起動後に中央、全範囲、斜め入力、メニュー復帰を試してから適用範囲を広げます。
各設定が直す問題
| 設定 | 対象の問題 | 避ける誤用 |
|---|---|---|
| Deadzone | 物理中央付近の微小な動き | 大きくして微調整を失う |
| Saturation | 最大値までに必要な物理ストローク | 中央ドリフトを端の問題として扱う |
| Threshold | 軸をデジタル方向と判定する位置 | 本来のアナログ応答に適用する |
| Joystick map | アナログX/Yを4方向・8方向へ変換 | autoやゲーム単位で足りるのに全体へ強制 |
アナログ割り当てとデジタル割り当ては別
MAMEには比例入力用のAnalogと、ボタンやデジタル方向用のAnalog Inc/Decがあります。同じスティックを両方へ入れると競合します。ライブ表示でドリフト、左右非対称、反転、二重割り当てを判別できます。
感度より先に物理範囲を調整
deadzoneとsaturationはMAMEへ渡す物理範囲を示します。sensitivity、reverse、increment speed、auto-centeringは割り当て後の別問題です。一度に1項目だけ変え、既定値を残します。
4方向ゲームには方向マップが必要
4方向アーケードスティックは斜めを出しませんが、Androidのthumb stickは出します。MAMEのautoはマシン定義から標準マップを選び、sticky領域で誤った斜め遷移を防ぎます。まずautoを使い、特殊設定は該当ゲームだけにします。
コントローラー調整でコンテンツの権利は変わりません。自分の合法なダンプまたは明示許諾ゲームで試し、ROM、BIOS、CHD、画像、音楽をプロファイルと一緒に配布しないでください。